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積水ハウス、2003年1月期「環境報告書」を発表

 積水ハウス(株)は13日、2003年1月期(2002年2月1日~2003年1月31日)における同社の環境に関する取り組み内容および成果をとりまとめた環境報告書「ECO WORKS 2003」を発表した。

 同社では、1999年に発表した環境憲章・環境基本方針「環境未来計画」に沿って、さまざまな環境保全活動を行なっており、3年目にあたる2002年の主な成果として、全工場ゼロエミッションを3年前倒しで達成、全工場の総電力消費量前期比予定7%削減のところ20%削減、解体重機開発の実用化による狭小地での効率的な分別解体、電着塗装用鉛の100%削減、内装造作材用化粧シートおよび化粧板の脱トルエン・キシレン化等をあげている。また、目標に到達しなかったものとしては、次世代省エネ仕様住宅の採用、太陽光発電システムの採用、石膏ボード先貼工法の実施、接着剤無溶剤化、植栽による緑化等をあげているが、いずれも引き続き推進していく予定。
 なお、2003年度は業界水準引き上げも視野に入れスピードアップを図るため、環境憲章をもとに環境ビジョンを策定、実現するための環境シナリオおよび行動推進体制を新たに発表、住宅のライフサイクルを通した環境負荷低減活動およびお客さまや識者からのコメントの他、地域社会との関わり方等も同報告書に掲載されている。


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