新日本建設(株)は21日、「2003年3月期決算(連結・単体)」を発表した。
それによると当期単体の売上高は362億7,300万円(対前年期比12.5%増)、営業利益は24億4,000万円(同21.8%増)、経常利益は23億4,100万円(同23.2%増)、当期純利益は11億2,000万円(同8.5%増)となった。
当期連結の売上高は364億5,200万円(対前年期比16.3%増)、営業利益は25億4,100万円(同26.1%増)、経常利益は23億7,500万円(同26.6%増)、当期純利益は11億4,000万円(11.6%増)となった。
部門別にみると、建設事業においては、デベロッパーからの分譲マンションの受注工事増加などにより売上高164億3,900万円(対前期比31.3%増)、営業利益9億2,500万円(同65.1%増)であった他、開発事業において都心分譲マンション販売の順調な増加により売上高200億1,300万円(同6.3%増)、営業利益22億3,200万円(同17.8%増)であった。
次期の見通しについて、建設事業においては東京都内の営業エリア拡大による受注の確保と全社的な原価低減施策を実施、また不動産開発部門においては都心に的をしぼった付加価値の高いマンション開発を推進するなどして、売上高405億円、経常利益26億7,000万円、当期純利益12億7,500万円を見込む。