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三菱地所、ロンドンの金融街シティ再開発プロジェクト竣工

 三菱地所(株)は3日、海外現地法人(パタノスター アソシエイツ)を通じて、ロンドンの金融街シティで進めていたパタノスタースクエア再開発プロジェクトについて、すべてのビルが竣工したと発表した。

 同プロジェクトは、1993年の開発許可取得以来、同社グループのロンドンにおける拠点づくりとデベロッパーとして開発利益獲得を目的として、管理用1棟を含むビル4棟および共用部分の再開発事業をすすめてきたもの。今後、テナントによる内装工事が行なわれ、本年秋以降に順次入居の予定。
 『ワーウィック・コート』は、地下2階地上8階建てで延べ床面積28,400平方メートル、キーテナントは「ゴールドマンサックス」。『キング・エドワード・コート』は、地下2階地上8階建てで述べ床面積33,600平方メートル、キーテナントは「ロンドン証券取引所」。『セント・マーチンズ・コート』は、地下2階地上7階建てで述べ床面積16,900平方メートル、キーテナントは「CBヒリアパーカー」。
 なお、『セント・マーチンズ・コート』については、英国大手生命保険会社リーガル・アンド・ゼネラル社の子会社、「Legal And General Assurance Society Limited」に売却することで合意しており、6月末頃引渡しの予定となっている。


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