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賃貸不動産管理士制度スタート

 賃貸不動産管理業協会は、6月2日に行なわれた理事会において2003年度より「賃貸不動産管理士制度」スタートを決定した。

 同制度は、「賃貸不動産管理士」という貸主や借主からの相談に対して的確なアドバイスを行なえる賃貸不動産管理業務のプロフェッショナル的人材を育成し、賃貸管理業務の適正化、健全化に寄与することを目的としている。
 同資格は2日間の集合教育研修に参加し、賃貸不動産管理業に関する総論や契約、委託、紛争事例および対処法など12単位のカリキュラムを学んだ上で研修後に行なわれる試験に合格、登録手続きをすることで得ることができる。なお、集合教育研修の受講資格者は、賃貸住宅管理業協会の会員(代表者及び従業員)であり、宅地建物取引業主任者もしくは実務経験3年以上の者(パート、アルバイト不可)のどちらかの要件を満たしている者のみ。
 2003年度の集合教育研修は、全国6会場(仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)にて9月以降に開催予定。


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