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アットホーム、5月の賃貸住宅市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は19日、首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が52,827件(前年同月比22.5%増)で24ヵ月連続で過去最高を記録した。一方、事業用は7,280件(同▲4.0%)と前年同月比で7ヵ月連続のマイナスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,650円(前月比0.8%上昇、前年同月比9.1%上昇)、アパートは2,050円(同0.5%上昇、同3.5%上昇)であった。
 1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.42万円(前月比0.9%上昇、前年同月比2.1%上昇)、アパートは6.66万円(同1.0%上昇、同▲2.2%)となった。
 居住用賃貸物件成約数は11,784件(前年同月比12.4%増)で、5月としては過去最高を記録。増加率では新築物件が中古物件を大きく上回る結果となった。また、成約の中心は小型物件であり、平均面積の縮小は続いている。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,560円(前年同月比▲1.5%)、アパートは2,120円(同0.5%上昇)。1戸あたりの成約賃料の首都圏平均では、マンションが10.01万円(同▲7.1%)、アパートは6.67万円(同▲2.9%)となった。


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