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積水ハウス、業界最高レベルの「空気環境」を全戸標準化

 積水ハウス(株)は23日、2003年7月1日以降より適用されることとなった、改正建築基準法および、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)の新基準に対応すべく、工場から出荷されるすべての対象部材について、業界トップレベルの仕様に変更すると発表した。

 同社では、従来からシックハウス対策として室内空気環境の向上に取り組んでおり、今回の法改正に合わせ、対応できる部材については既に前倒しで品確法の最高等級に対応している。
 今回、法改正に伴う改正基準および新基準に対応し、内装仕上げ材について、ホルムアルデヒド発散量が最も少なく面積制限がかからない最高等級の仕様に統一するとともに、幅木や手すり、建具出入り枠といった規制対象外の部材についても、順次最高等級のものに統一。また、天井裏等に用いる建材についても最高等級の仕様に統一する。さらに、換気設備については、新しい換気システムを投入し、全住宅において新基準をクリアするものとする。
 なお、今回の仕様変更については、住宅価格据え置きで対応する。


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