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三井不動産グループ、マン管部門を再編・強化し業界第6位へ

 三井不動産グループのマンション管理会社である三井不動産住宅サービス(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:小穴哲氏)は26日、より競争力のある管理体制の全国展開をめざして、関西圏および地方圏のマンション管理会社の子会社化および商号変更を実施、新体制を構築すると発表した。新生「三井不動産住宅サービスグループ」は、管理戸数が全国で約13万戸、業界第6位(2003年3月末現在)のマンション管理会社として7月1日スタートをきる。

 今回のマンション管理会社の再編は、三井不動産グループの長期経営計画「チャレンジ・プラン2008」の一環として行なわれたもの。「組織力を強化」し、「お客さま満足度の向上」をするため、全国レベルでのノウハウ・ナレッジの共有化や、体系的な人材育成を行なうとともに、営業業務を支える全国的なバックアップ体制の強化に取り組んでいく。
 商号変更および再編の内容としては、関西圏で管理戸数約2万戸の第一管理(株)(大阪市中央区)を「三井不動産住宅サービス関西(株)」とし、地方圏の(株)エム・エフ・シティマネジメント札幌(札幌市中央区、2003年3月末時管理戸数約4,000戸)、(株)エム・エフ・シティマネジメント仙台(仙台市青葉区、同約3,000戸)、(株)エム・エフ・シティマネジメント九州(福岡市博多区、同約2,000戸)をそれぞれ、「(株)エム・エフ・住宅サービス札幌」、「(株)エム・エフ・住宅サービス仙台」、「(株)エム・エフ・住宅サービス九州」に商号変更。広島県には「(株)エム・エフ・住宅サービス広島(広島市中区)」を新設した。これにより、全国のマンション管理体制が三井不動産住宅サービスグループとして整備されることとなった。


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