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フェア・アプレーザーズ、1周年記念講演会開催

 (株)フェア・アプレーザーズ(東京都新宿区、代表取締役:平澤春樹氏)は4日、東京・港区の虎ノ門パストラルホテルにおいて、会社設立1周年と、アメリカン・アプレーザル・ジャパン(株)との基本協定締結を記念し、講演会ならびに祝賀会を開催した。

 フェア・アプレーザル社(以下、フェア社)は、不動産や、有形・無形の企業資産などに対する評価の透明性が求められている昨今、中立・公正な評価機関を目指し昨年設立された会社。日本各地の不動産鑑定士を「パートナー」としてネットワークし(現在、38人)、世界最大・最古の総合資産鑑定会社「アメリカン・アプレーザル・アソシエーツ社」の日本法人「アメリカン・アプレーザル・ジャパン社(以下、AAJ社)」との提携により、国内法はもとよりアメリカの鑑定業務統一基準(USPAP)、国際評価基準に準拠した不動産鑑定評価を実現することを目的として活動している。

 記念講演会では、まず「日本の不動産鑑定の現状と方向」と題し、(社)日本不動産鑑定協会会長の横須賀博氏が講演。「世の中が大きく変わってきている中、不動産鑑定士も業者同士、関連業界、そして地域間ネットワークをつくり、それぞれが自分の得意分野のスキルを発揮していかないと生き残っていけない」「鑑定協会も、弁護士や公認会計士などとの連携で新しい領域をつくっていきたい」と語った。
 合わせて、AAJ社代表取締役:三村英夫氏が「AAJの評価業務並びに米国鑑定業務統一基準」と題した講演を行なった。


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