国土交通省は11日、本年1月に省内で検討を続けてきた美しい国づくりのための基本的考えと同省のとるべき具体的施策について『美しい国づくり政策大綱』をとりまとめたと発表。
主なポイントは、「公共事業について良好な景観形成を図るための景観形成ガイドラインを策定」「緑に関する法制度の充実とあわせ、都市近郊の大規模な森の創出、緑の骨格軸の形成等を図る緑の回廊構想を推進」「地方公共団体や住民などが地域景観の点検を行い、点検結果を景観阻害要因の改善等に活用する取り組みを促進」など。これらの重点的な取り組みを、住民等、地方公共団体等、企業、専門家等の役割分担と協働により推進していく方針。
なお、同大綱については同省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/keikan_portal.html)で情報を提供するとともに、意見の募集も行なっていく。