(株)リクルートコスモスは4日、インターネットやe-mailを活用し営業支援を行なう「ネット戦略プロジェクト」を7月1日付けで発足したと発表。
同社では、従来、各部署・物件単位で取り組んできたインターネットやe-mailを活用した営業活動について、人的およびコスト面の経営資源を集約、統合性・効率性を高めるべく、同プロジェクトを発足した。
プロジェクト発足に伴い、プロジェクトチーム(当初4名)を結成。インターネット販売手法のノウハウを一元的に蓄積・管理し、インターネットを通じてアプローチのあった顧客に対して、従来以上にタイムリーで適切な対応を実践していく。
具体的には、ホームページの見直しを図り、より分かりやすく購入意欲を喚起するような内容とするとともに、サイトの認知度を高める。また、e-mailによる資料請求者への対応やモデルルーム来訪までの誘引、ユーザーのニーズ・条件に適合する物件の紹介など、e-mailを活用した営業支援体制を整備する。
なお今後は、販売事前活動から販売、入居後までの継続的な支援・サービスの提供を視野に入れ、インターネットを広く活用していく方針で、個人情報管理についても、プロジェクトチームで総合的に管理することにより、いっそうのセキュリティ強化を図っていくとしている。