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プロロジス、国際物流施設で大田区の産業活性化に寄与

 物流施設専門の不動産開発会社であるプロロジス(東京都港区、社長:ジェフリー・H・シュワルツ氏)は9日、東京都大田区東海2丁目に建築中の大型物流施設「プロロジス・パーク東京」の施設利用について、施設の管理・運営を通じて国際ビジネス、国際交流の拠点として成長が期待される大田区臨海地域の経済の活性化に貢献する意向を表明、合わせて、ヤマトロジスティクス(株)(東京都港区海岸、代表取締役社長:鈴木英男氏)と長期リース契約を結んだことを発表した。

 同施設は、延床面積約74,238平方メートル、容積率400%、地上7階建て、屋上部分には161台収容可の駐車場、各階に直接コンテナトラックを乗り入れられるなど、高い作業効率を実現させる大規模マルチテナント型物流施設。用途に合わせた柔軟な設定ができるとともに、物流業のみならずデーターセンターなどのオフィスニーズにも対応が可能。2002年7月東京都が所有する大田区東海2丁目の14,880平方メートルの土地を公開入札で購入し、同年12月に着工、2003年12月に竣工を迎える予定となっている。
 なお、同社が千葉県成田空港南部工業団地に現在建設中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク成田」は、JALグループの新会社である成田ロジスティックス・ターミナル(株)、国際空港上屋(株)、航空集配サービスなどのニーズに応えていく方針。


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