ミサワホーム(株)は11日、戸建て風の外観を有し、コストパフォーマンスにも優れた「グループホーム プロトタイプ」を18日より発売すると発表した。
同社ではこれまでに、介護付有料老人ホームやデイサービスセンターなど、さまざまなタイプの介護・福祉施設を全国で展開。グループホームについても、1993年から千葉県流山市の「マザアス南柏」などでグループホーム的ケアを行なうなど実績を重ねつつ、グループホーム増設に向けての商品化を進めてきた。
戸建て風の外観を有する同商品は、コンパクトかつシンプルな設計で、3.3平方メートル当たり39万9,000円からと低価格を実現。これまでの施設運営の経験を生かし、シンプルな設計の中にも利用者と介護者双方の要望を十分取り入れたものになっている。また、建設費用を抑えることで、利用しやすい入居費の設定や、良質な設備の設置が可能となるのが特徴。
構造は、木質パネル接着工法で、1ユニット9名の平屋タイプ4プラン、2ユニット18名の2階建てタイプ4プランの8プランを用意。年間販売目標は、50棟。