トヨタ自動車（株）は、鉄骨軸組工法の都市型2階建住宅「エスパシオ エフ・アーバンウィンド」を17日より新発売する。
同商品は、鉄骨軸組工法によるフリー設計の「エスパシオ エフ」をベースに、「ひとつ上のリビング、シンプルモダン都市型住宅」をコンセプトとして開発した商品。都市部での居住性を向上させるため、家族が最も長い時間を過ごすリビングを2階に配置することで、都市部の密集地でも光と風を採り入れることを可能にするとともに、隣地や道路からの視線を遮るなど、プライバシーの保護にも配慮。勾配屋根を生かした吹き抜けやリビングと連続するインナーテラスなどにより、明るく開放的な空間を実現している。
また、「ハイブリット外断熱工法」の採用により、断熱性能を向上させ、より快適な居住空間を実現したほか、「防犯合わせ複層ガラス」や「ディンプルキー」などの防犯対策を強化する仕様を追加設定している。
外観は、従来の「アールドウォール」に加え、「カーブドウォール」を新たに設定。独自の曲線を用いたモダンデザインの4タイプを用意した。販売価格は3.3平方メートル当たり52.7万円より。大都市圏のトヨタホーム販売店10社（15都府県）を通じて販売し、初年度年間150棟の受注をめざすとしている。