不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

横浜ランドマークタワー、10周年記念セレモニーを開催

関係者と子供たちによって行なわれた除幕式の模様。写真中央の球体は、「ウェルカム・プラネット」のひとつで「WATER」をイメージした宇宙の星座の球体

 横浜ランドマークタワー(横浜市西区みなとみらい)が16日、開業10周年を迎えた。これを記念し同日、同タワー3階エントランスにおいて「ウェルカム・セレモニー」が開催された。

 高さ296メートルの横浜ランドマークタワーは、日本一高い超高層複合ビルとして1993年7月16日に開業。オープン以来、年間約2,500万人、累計で約2億7,800万人の来場者を迎え、横浜の“ランドマーク”となっている。
 セレモニーでは、「宇宙」や「未来」をテーマに10周年を記念して製作された10個の星の球体「ウェルカム・プラネット」の除幕式が行なわれた。直径2メートルの巨大な球体は、宇宙の星座や月面、オレンジなどを模し、「HEART」「GREEN」「WATER」などを表現しているもので、同タワー3階エントランスに7個、2階エントランスに3個設置される。
 式典で挨拶にたった三菱地所(株)常務執行役員 兼 三菱地所ビルマネジメント(株)取締役社長の山中政弘氏は、「『これまでの10年から、これからの100年へ』をテーマに、アートや音楽などにより、10周年の夏を大いに盛り上げていきたい」と、さまざまな記念イベントへの意気込みを語った。また、来賓を代表し、女優の五大路子氏が「横浜ランドマークタワーが、文化の発信地として、10年後・20年後にも、素晴らしいウェーブを起こしてくれることを期待する」と述べた。
 なお同タワーでは今後、歌手の松任谷由美氏と宇宙飛行士の毛利衛氏のトークイベントをはじめ、さまざまな10周年記念イベントを実施していく予定。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら