(株)毎日コムネットは17日、「2003年11月期中間決算短信(非連結)」を発表した。
当期(2002年12月1日~2003年5月31日)単体業績の売上高は15億1,000万円(前年同期比20.7%増)、営業利益は2億100万円(同47.7%増)、経常利益は1億8,900万円(同36.9%増)、当期純利益は1億500万円(同37.9%増)であった。
同社では当期、主力である学生マンション事業において、金融機関等との連携によるコンサルティング営業を強化。積極的にサブリース物件開発に努めた結果、新規サブリース12物件337戸、新規総合管理3物件217戸を開発し、総管理戸数を2,166戸(前年同期比34.4%増)とした。また、賃貸業務については、大学との連携を強化することで安定した入居者確保を図るとともに、一般仲介業務においても順調な推移を見せ、同事業全体で9億5,063万5,000円(同42.5%増)の売り上げを達成した。
なお、通期については、6月12日付けで発表した、全額出資子会社「(株)学生サービスプラザ」の設立により、連結決算となる予定。同社で行なっていた不動産仲介業務のうち、コンサルタント業などを引き継ぐ当該子会社の設立により、通期単体業績予想は、売上高31億5,000万円(前期比16.5%増)、経常利益4億6,000万円(同31.4%増)、当期純利益2億5,500万円(同33.7%増)となる見込み。また、通期連結業績予想は、売上高31億5,000万円、経常利益4億1,500万円、当期純利益2億3,000万円を見込むとしている。