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住宅あんしん保証、新社長に西垣洋一氏就任

 (株)住宅あんしん保証(東京都港区北青山、社長:菅野康則氏)は24日、第4期(平成14年度)保証事業報告と平成15年度(第5期)事業計画を明らかにした。

 平成14年会計年度末において登録業者数1,150社、完成・瑕疵・地盤の総保証件数は2,552件(対前年比11.6%)と3年連続新築着工戸数が減少する中、保証契約数が増加、売上高、経常利益とも増収増益を達成した。

 また同日、定期株主総会が開催され、第5代目社長として西垣洋一氏((株)山西代表取締役)の就任が決定した。
 就任にあたり西垣氏は、「これまでの事業は新築が中心であったが、新築着工が減少する今後は、増改築と新築との両輪で進んでいく必要がある。また、その増改築についても設備の交換といったものに終始するものではなく、地場に密着した工務店ならではの、構造から見直した、まさに増改築を基盤とした保証システムを構築していく必要がある」と語り、既築住宅瑕疵保証制度を軸とした(1)住宅診断、(2)設備延長保証、(3)工事保険の拡充により構成されるリフォーム保証、およびその裏付けにより可能となる保証制度の確立を最優先課題としていくことを明らかにした。


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