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エム・エフ・ビルマネジメント、「三井不動産ビルマネジメント」に改称

 三井不動産(株)は24日、三井不動産グループのオフィスビルのマネジメントにおけるプロパティマネジメント(PM)業務の強化・拡大を図るため、同グループ内における業務の再編を実施、それに伴い8月1日付けで「(株)エム・エフ・マネジメント」を「三井不動産ビルマネジメント(株)」に改称、同グループ内における同業務の中核会社として「価値を生み出すビル運営のエキスパート」をめざし、改めてスタートすると発表した。

 同社グループでは、先頃、関西・中京圏においてオフィスビル管理を主力業務とする「(株)いずみテック」を取得し、3大都市圏においてオフィスビルの管理業務を積極的に展開する体制を構築。今般、オフィスビルのマネジメント業務のさらなる強化・拡大をめざし、グループ内におけるPM業務の再編を行なうことを決定した。
 なお、現在、三井不動産(株)と(株)エム・エフ・マネジメントで並存して行なわれている同業務は、各ビルごとに順次、三井不動産ビルマネジメント(株)に集約する。体制移行が完了すると運営・管理の業務規模は延床面積670平方メートル、棟数約600棟となり、国内トップクラスのPM会社となる見通し。
 これにより三井不動産(株)はアセットマネジメント業務、リーシング業務に注力し、グループとして運営力・営業力を発揮するバリューチェーンを形成、よりいっそう充実したサービスを提供していくとしている。


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