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シノハラ建設システム、日商ハーモニーを子会社化

 (株)シノハラ建設システム(福岡市博多区、代表取締役社長:篠原英明氏)は、個人向けワンルームマンションの企画・販売・管理業を手がける(株)日商ハーモニー(東京都板橋区、代表:安村忠氏)の株式を全株取得し、子会社化することを決定。29日に株券を譲り受けると発表した。

 同社では、東京支店開設3年目を迎え、首都圏におけるワンルームマンションへのニーズに応えるべく、「個性あるワンルームマンション」を低価格で取り扱う日商ハーモニーと協議を進めてきた結果、今回の子会社化にいたった。日商ハーモニーの発行済株式数は4,900株、同社安村社長他3名より、全株を2億7,930万円で取得する。
 これにより、同社は販売顧客層および販売ルートを拡大するとともに、同社主力商品「土地付き木造アパート(コンパートメントハウス)」と日商ハーモニー主力商品のワンルームマンションの2本立てにより商品ラインナップの拡充を図る。また、賃貸管理物件(日商ハーモニー2003年3月実績:1,032件)の増加により、安定的な固定収益を確保することができるとしている。

 なお、今回の子会社取得に伴い、通期業績予想を修正すると併せて発表。これにより、通期連結の業績予想数値は、売上高77億6,600万円(前回発表予想69億6,600万円)、営業利益4億2,700万円(同3億9,700万円)、経常利益3億6,900万円(同3億4,900万円)、当期純利益2億300万円(同1億9,100万円)に修正された。


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