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ミラクルスリーコーポ、中部地域で新工法による工事に着手

中部地域初の受注物件となったS邸

 (株)ミラクル スリー コーポレーション(奈良県大和郡山市、代表取締役:粉川憲史氏)はこの度、2階建て専用のリフォームシステム「ミラクル2心耐震システム」を開発、愛知県岡崎市において中部地域初となる受注物件に着手した。

 同システムは、2階建既存住宅を残したまま3階建てに増築・リフォームする「ミラクルスリー構法」(2003年5月特許取得)をベースに開発されたもの。既存建物の周囲に基礎を囲み、新たに2階建の高さまでの重量鉄骨を組む工法で、施主は住まいながら新築同様の2階建を完成させることができる。また重量鉄骨を外装に使用することで、壁や基礎の耐震性が高まり、屋上部分を多目的スペースとして活用することも可能。
 今回着工となったのは、築37年の木造住宅平屋建ての物件。敷地面積253.56平方メートル、建築面積140.32平方メートル、延床面積199.12平方メートル(増築部分:74.94平方メートル、既存部分88.61平方メートル)。施工期間は約2ヵ月、工事費は1,200万円。
 なお、同社はこれまで奈良本社、大阪支店を拠点とし、主に近畿圏で営業活動を行なってきたが、近年関東圏からの反響が多くなってきたため、8月中旬にも東京支店を開設する予定だという。


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