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ミサワホーム、「モノコック構造」外販事業をスタート

 ミサワホーム(株)は、「モノコック構造(木質パネル接着工法)」のOEM供給を主体とした外販事業を、9月1日よりスタートする。

 同社が独自に開発した同工法は、工場で均一生産されたパネル同士を、高分子接着剤と丸釘の約2倍の引き抜き耐力を持つスクリュー釘で“面接合”するというもの。在来木造住宅と比べ、災害時にもひずみやくるいに強さを発揮することが可能となるとともに、工期を大幅に短縮でき、コストを低減させることができる。
 従来同工法は、建築基準法38条認定によりクローズド工法とされていたが、2001年の建築基準法の改正により一般供給が可能となったため、今回、OEMを主体とした外販事業の開始を決定。社内にOEMの専門部署を組織し、首都圏を主体とする建売分譲業者を対象に、年間1,000棟の販売を見込むとしている。


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