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東日本レインズ、7月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は11日、首都圏における2003年7月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると、中古マンションの成約件数は2,175件(前年比6.67%増)と前年比で7ヵ月連続の増加、新規登録物件数についても8,148件(同13.36%増)と12ヵ月連続で増加となった。また成約物件平均価格についても2,042万円(同2.10%増)で2ヵ月連続の増加となったが、成約物件1平方メートル当たりの単価は31.18万円(同▲0.17%)と4ヵ月連続でのマイナスとなった。
 戸建住宅の成約件数は1,014件(同▲1.55%)で6ヵ月ぶりに減少に転じた。新規登録物件数は、5,376件(同2.48%増)で5ヵ月連続の増加。成約物件平均価格は3,374万円(同▲3.40%)、新規登録物件の平均価格は4,029万円(同▲3.70%)であった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は348件(同2.96%増)で2ヵ月ぶりに増加。成約物件の平均価格は2,812万円(▲8.48%)で9ヵ月連続の減少となった。なお、新規登録件数は2,215件(同1.75%増)、平均価格は3,159万円(同▲3.45%)であった。


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