オリックス不動産投資法人(OJR)は18日、不動産投資信託(JREIT)のための不動産投資物件として、「オリックス芝2丁目ビル」(東京都港区)・「オリックス神保町ビル」(東京都千代田区)の土地および建物の所有権、「オリックス新宿ビル」(東京都新宿区)・「名古屋伊藤忠ビル」(名古屋市中区)の不動産信託受益権を取得することを決定したと発表した。
土地および建物の所有権を取得予定の「オリックス芝2丁目ビル」は、2003年1月に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付8階建のオフィスビル。テナント数は4で、総賃貸面積は6,716.09平方メートル、稼働率は99.5%。取得先はオリックス(株)、取得予定価格は75億円。また「オリックス神保町ビル」は、1997年3月に竣工した鉄骨造陸屋根地下1階付8階建のオフィスビル。テナント数は1で、総賃貸面積は3,928.47平方メートル、稼働率は100.0%。取得先はオリックス・リアルエステート(株)、取得予定価格は41億7,700万円。
一方、不動産信託受益権を取得予定の「オリックス新宿ビル」は、2003年5月竣工の鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根10階建のオフィスビル。テナント数は8で、総賃貸面積は6,232.30平方メートル、稼働率は100.0%。取得先はオリックス(株)(持分60%)および新日本製鐵(同40%)、取得予定価格は83億円。また「名古屋伊藤忠ビル」は、1981年竣工の鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付9階建の複合ビル。テナント数は1で、総賃貸面積は17,981.69平方メートル、稼働率は100.0%。取得先はオリックス(株)、取得予定価格は45億円。