日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は20日、「2003年6月期決算短信」を発表した。
当期(2003年1月1日~6月30日)運用状況は、営業収益52億6,400万円(前期比5.9%増)、営業利益22億4,600万円(同▲1.8%)、経常利益19億9,100万円(同▲0.6%)、当期純利益19億9,000万円(同▲0.6%)であった。1口当たりの分配金は6,873円(同▲39円)、分配金総額は19億9,000万円(同▲1,100万円)、配当性向は100.0%。
JPRは当期、「MS芝浦ビル」の区分所有権を取得したのをはじめ、「クラレニッセイビル」のクラレ不動産(株)の持分および(株)ティー・エイチ・プロパティーズの持分(共有持分55.3%)、「神南一丁目ビル」を取得。この結果、JPRの保有する資産は30物件、総賃貸可能面積201,808.72平方メートル、テナント総数324となった。また、当期末時点における稼働率は、既存ビルの一部に空室が発生したものの、新規物件の寄与により、93.5%と高水準を維持している。
なお次期については、営業収益61億2,800万円、営業利益27億3,800万円、経常利益22億5,100万円、当期純利益24億800万円、1口当たりの分配金は5,600円を見込むとしている。