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三井ホーム、木造建築物用免震システム「M-400」を新価格で発売

 三井ホーム(株)は26日、木造住宅用免震システム「M-400」について、従来価格の大幅なコストダウンを進め、8月30日(土)から新価格で販売を開始すると発表した。

 「M-400」は、阪神・淡路大震災を契機として、同社と鹿島建設(株)とが共同開発した、木造住宅用としては国内初の免震システム。水平方向の揺れを吸収する「ボールベアリング支承」と、基礎と建物とのずれを抑制する「オイルダンパー」との組み合わせにより、地震力を5分の1~3分の1に軽減し、室内の家具の転倒を防ぐことができる。
 同商品が、2003年4月7日付けで「国土交通大臣の免震システム認定」を取得したことにより、評定料が不要となったことや、生産の合理化などの理由から、同社では商品のコストダウンを進めており、新販売価格は、2階建て45坪の場合で317万円(消費税別:従来価格から47%減)。なお、構造計算、ボーリング調査、応答解析費は別途となる。販売地域は沖縄を除く全国。


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