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JRE、投資物件に「名古屋御園ビル」を取得

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は5日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「名古屋御園ビル」(名古屋市中区)の土地および建物の所有権を取得することを決定したと発表した。

 JREでは、同ビルが名古屋市主要オフィスゾーンのひとつである「伏見ゾーン」に位置し、地下鉄・東山線・鶴舞線「伏見」駅から徒歩3、4分という優位性の高い立地にあること、および1フロア面積570平方メートル、ほぼ無柱の事務所スペースであるとともに、エントランスホール・共用廊下・トイレ等のリニューアルが完了しており賃貸オフィスビルとしての競争力が高いことを評価。売り主の中央三井信託銀行(株)から、18億6,500万円で取得することを決定した。8月8日に不動産売買契約を締結し、同日物件引渡しを行なう。
 同ビルは、1991年に竣工した、鉄骨造陸屋根地下1階地上7階建てのオフィスビル。土地面積は805.04平方メートル、建物延床面積5,348平方メートル、総賃貸可能面積は3,470平方メートル。現在7件のテナントが入居しており、取得日における稼働率は100.0%の見込み。


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