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三井不販、保険コンサルに参入「Refit(リフィット)」取扱開始

 三井不動産販売(株)は4日、不動産流通業務の顧客を対象とした生命保険販売に本格参入することとし、9月8日より、保険コンサルティングサービス「Refit(リフィット)」の提供を開始すると発表した。

 同商品は、不動産売却時の資金活用やローン利用時のリスクヘッジをはじめ、顧客の資産構成に応じた保険活用を提案するオーダーメイド型のコンサルティングサービス。近年では、不動産を中心とした相続対策であっても、納税・代償分割に備えるために生命保険の有効活用が必要となるケースなど、顧客の資産を総合的にとらえた上でのサポートが重要視されるようになっている。そのため同社では、損害保険だけでなく生命保険販売に本格的に参入することとしたもの。取扱う生命保険会社は、アイエヌジー生命、あいおい生命、アメリカンファミリー生命、損保ジャパンひまわり生命、スカンディア生命、東京海上あんしん生命、日本興亜生命、三井住友海上きらめき生命の8社。当面は、首都圏の取引先企業経営者・不動産オーナーを対象とし、保険商品を通じての事業承継・相続・資産運用等への対応を中心とした、情報発信・コンサルティングサービスを提供していく。
 また、三井不動産(株)レッツ資産相談室などの関連セクションとも連携し、グループ全体で資産運用に取り組んでいく。
 なお、専任担当者2名でのスタートだが、ファイナンシャルプランナー等の専門スタッフを含めた要員を順次増強し、5年後の年間保険収入10億円をめざす。


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