東京都住宅局は4日、平成15年7月期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、平成15年7月の東京都内における新設住宅の着工工数は1万5,500戸(前年同月比12.9%増)となり4ヵ月連続の増加であった。
利用関係別では、「持家」が1,823戸(前年同月比▲12.5%)で2ヵ月ぶりに減少、「貸家」についても5,650戸(同▲8.8%)と4ヵ月ぶりに減少に転じている。
「分譲住宅」は7,899戸(同46.1%増)で4ヵ月連続の増加。このうち公的資金分は2,073戸(同168.2%増)で4ヵ月連続の増加、民間資金分は5,802戸(同28.0%増)と2ヵ月連続の増加となった。
なお、分譲住宅のうち、マンションは5,908戸(同61.8%増)、一戸建住宅は1,954戸(同14.5%増)。
地域別では、市部で3,730戸(同▲2.3%)と2ヵ月ぶりに減少に転じたものの、都心3区で2,310戸(同221.3%増)、都心10区で4,973戸(同67.9%増)、区部全体で11,751戸(同19.1%)といずれも増加を示している。