中部電力(株)は4日、同社社内ベンチャー第1号企業で、不動産売買・賃貸・管理などを手がける(株)リブネット(名古屋市中区、社長:馬渕裕嘉志氏)と共同でコーポラティブ方式による住宅事業に参入すると発表した。
第1弾として、千種区穂波町にある同社所有地において、戸建て住宅3戸による「コーポラティブスタイル in 本山」に着手。9月7日に募集説明会を行なう。
同プロジェクトでは、同社が未利用土地を提供し、リブネットがコーディネーターとして設計コンペで採択した住宅プランを元に客を募集、組合結成から土地購入・建築会社選定・融資手続きなどをフォローしていく。また、同社が首都圏を中心にコーポラティブ住宅の実績を(株)都市デザインシステムと提携、事業を推進する。
9月7日に募集説明会を開催した後、10月上旬に参加者を決定、2004年9月に竣工を迎える予定で、同社およびリブネットは、今回の事業を足がかりに今後もコーポラティブ住宅の検討を進めていくとしている。