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「丸ビル開業1周年 アニバーサリーイベント」開催

自分たちの作品の前で満足げな千代田区立練成中学校美術部の皆さん(上)。突然現れた牛のオブジェに通りを行きかう人々も興味深々の様子(下)

 三菱地所(株)および三菱地所ビルマネジメント(株)は5日、6日に開業1周年を迎える丸ビルのアニバーサリーイベントを開催した。
 
 各種イベントが予定される中、先陣を切ったのは、世界的なアートイベントである『カウパレード東京in丸の内2003』の除幕式。会場である丸ビル1階イベントスペース「MARUCUBE」には、全部で64体のうち7体のカウ(アーティストらが作成した牛のオブジェ)が用意され、丸の内エリア内に設置された57体とともに一斉に姿を現し、数多くの関係者や報道陣が見守る中、華々しくスタートした。
 除幕式での挨拶の際、カウパレード実行委員長であり、NPO大丸有エリアマネジメント協会理事長の小林重敬氏は「まちづくりにおける必要なソフトとは、これまで一般的にサービスといわれてきたが、これからは加えて人々の『新鮮な体験』も必要だと思っている。カウパレードを通じて、訪れた人々に新しい驚きを感じて欲しい。ぜひ、先月運行開始したばかりの丸の内シャトルに乗って、丸の内エリアに広く生息する牛たちを見てください」と述べた。
 同アニバーサリーイベントは、丸ビルホールにてカウパレードの作品を制作したアーティストや著名人などを招いてのレセプションパーティが行なわれた後、同日午後7時からは、ジャズシンガー・綾戸智恵さんの前夜祭スペシャルライブが丸ビル1階ホールMARUCUBEにて行なわれる。
 また、1周年を迎える6日には、午前11時より同スペースにて先着1,000名の来場客に、カウパレードにちなんだカウ型のマグカップを記念品としてプレゼント。同日午後6時からは7階丸ビルホールにて木住野桂子さんによるスペシャルジャズライブが開催される。さらに、9月6日から23日の週末・祝日(全7回)には、リレー形式のスペシャルライブも予定されている。


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