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JRE、投資物件に「(仮称)代々木1丁目ビル」を取得

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は9日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「(仮称)代々木1丁目ビル」(東京都渋谷区)の土地および建物の所有権を取得することを決定したと発表した。

 JREでは、同ビルの位置する「代々木」地区の立地優位性に加え、同ビルが本年10月竣工予定の新築ビルであり、高スペック、かつ延床面積11,000平方メートル超、1フロア専用面積(最大)約760平方メートルと大型ビルであることを評価。地区内においても高い競争力が見込めると判断し、売り主のみずほ信託銀行(株)から、87億円で取得することを決定した。9月10日に不動産売買契約を締結し、その際に内金として4億3,000万円を支払い、その後2004年4月1日の物件引渡時に残代金の82億7,000万円を支払う。
 同ビルは、2003年10月31日に竣工予定の、鉄骨造地下1階付14階建てのオフィスビル。土地面積1,793.03平方メートル、建物延床面積11,234.29平方メートル。取得予定日におけるテナント総数は1、稼働率は100%の見込み。


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