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平和不動産、オフィスビルコンバージョン事業をスタート

 平和不動産(株)(東京都中央区、取締役社長:井阪健一氏)は10日、オフィスビルを賃貸住宅へコンバージョンする「(仮称)千代田区猿楽町プロジェクト」事業化に向け、対象となるオフィスビルを取得したと発表した。

 同社では、賃貸事業部門の収益構造の多様化を推進する一環として、オフィスビルを他用途に変更し活用するコンバージョン事業に取り組んでおり、今般、その第1号となるプロジェクトの事業化にいたったもの。
 同日取得したオフィスビルは、JR「御茶ノ水」駅、「水道橋」駅および、地下鉄半蔵門線・都営三田線・都営新宿線「神保町」駅からいずれも徒歩7分程度に位置。1988年4月に竣工した、SRC・RC造地上5階建地下1階の建物で、敷地面積は219.57平方メートル、延床面積は1,116.87平方メートル。これを、Studioタイプの住戸20戸とオフィス2フロアにコンバージョンする。
 総事業費は約5億円、コンバージョン工事の竣工は2004年3月の予定。


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