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東急リアル・エステート投資法人、資産6物件を取得

 東急リアル・エステート投資法人(東京都渋谷区、代表執行役員:堀江正博氏)は11日、取得予定資産11物件のうちの6物件の信託受益権を取得したと発表。他の5物件については、取得済み。

 取得物件は6物件。商業施設の「レキシントン青山」(東京都港区、取得価額48億円)、「第2東急鷺沼ビル」(川崎市宮前区、取得価額12億9,000万円)、オフィスビルの「東急南平台町ビル」(東京都渋谷区、取得価額46億6,000万円)、「東急桜丘町」(東京都渋谷区、取得価額66億2,000万円)、オフィスビルおよび商業施設の「世田谷ビジネススクエア」(東京都世田谷区、取得価額224億円)、オフィスビルおよび共同住宅の「東京日産台東ビル」(東京都台東区、取得価額44億5,000万円)を同日付けで取得した。

 また同日、不動産信託受益権の購入およびその付帯費用ひあてるための資金の借入を行なうことを発表した。
  借入先は住友信託銀行(株)、中央三井信託銀行(株)、(株)東京三菱銀行、(株)みずほコーポレート銀行、三菱信託銀行(株)の5行で、借入金は総額327億円。金利は0.700%で、借入実行後6ヵ月後に見直され、その後同投資法人の選択によって、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月ごとに見直される。
 借入方法は責任財産限定特約付金銭消費契約で、取得資産11物件を信託財産とする不動産受益権へ各々第1順位の質権を設定するもの。 なお、返済期日は2005年9月11日で、期限一括返済とする。


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