積和不動産(株)は11日、「2004年1月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2003年2月1日~2003年7月31日)単体業績の営業収益は413億2,600万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は21億4,600万円(同18.6%増)、経常利益は21億8,000万円(同17.2%増)、当期純利益は11億9,700万円(同15.2%増)。
一方、当期連結業績(対象3社)の営業収益は443億1,000万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は22億6,000万円(同16.5%増)、経常利益は22億5,800万円(同15.4%増)、当期純利益は12億2,500万円(同14.0%増)であった。
当期は、不動産賃貸事業において、借上物件の新規物件受入れに注力したことなどにより、新規借上戸数が前期比21%増と大幅に増加。当期末における借上戸数および集金管理戸数の合計戸数が8万6,000戸超となった。さらに入居シーズンに合わせたテレビCMの放映等、入居者募集活動に注力した結果、入居率は高水準で推移、増収増益となった。
なお通期については、賃貸住宅入居者を対象に8月に発足した「MASTクラブ」等の入居者向けサービスをさらに拡充し、新規入居者獲得、さらなる業績向上をめざすとしており、営業収益900億円、経常利益40億円、当期純利益21億5,000万円を見込む。