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積水ハウス、「2004年1月期中間決算」発表

 積水ハウス(株)は19日、「2004年1月期中間決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期単体の売上高は5,238億8,800万円(対前期比▲0.7%)、営業利益は321億5,900万円(同23.8%増)、経常利益は321億100万円(同27.7%増)、当期純利益は155億5,600万円(同11.6%増)であった。
 当期連結業績(対象99社)の売上高は6,579億2,100万円(対前期比1.3%増)、営業利益は399億5,000万円(同19.6%増)、経常利益は388億9,000万円(同21.7%増)、当期純利益は174億4,400万円であった。
 当期、同社では、工業化住宅請け負い事業において、鉄骨戸建て住宅「セントビレージ・アビーナ」および「セントビレージ・エルヴァ」を投入し、自然をテーマにした幅広い顧客ニーズに対応。また、貸家市場には「ディアス・ブランシェ-J」など多様な入居者ニーズに対応できる商品を投入。顧客の資産価値向上や、環境に優しく快適な住宅の供給に注力。当中間期においても順調な売り上げ実績をあげている。
 通期については、景気動向に緩慢ながらも回復のきざしが見えてきたことや個人の住宅取得意欲が上向きになりつつあるとし、営業力強化、魅力ある商品の投入など積極的な施策を継続して推進していく方針。また、積和不動産グループと連携した総合的な賃貸事業サポート体制を強化、リフォーム事業やエクステリア事業などの周辺事業も積極展開し、売上高1兆3,400億円、経常利益770億円、当期純利益355億円を見込んでいる。


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