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大和ハウス、戸建て住宅入居者意識調査「わが家のもてなしスタイル」

『生活調査Lifestyle survey わが家のもてなしスタイル』

 大和ハウス工業(株)生活ソフト研究室はこのほど、「わが家のもてなしスタイル」をテーマに戸建て住宅の入居者を対象に意識調査を実施。「自宅に人を招いてもてなすこと」に着目し、その理想像と現状の対比を通じて、「住まいのあり方のニーズ」を検討した調査結果をまとめた。

 同調査は、同居家族以外の人とのコミュニケーションの現状やゲストを招待するニーズを探ることから、理想のもてなしスタイルや住まいの工夫について考察したもの。調査地域は全国で、対象は2002年10月30日現在、戸建て住宅に居住している男女874名。2002年10月1日~10月30日の1ヵ月間、インターネットホームページによるアンケート調査を実施したところ、(2003年10月30日現在)戸建て住宅に居住している全国の男女874名から回答を得た。
 調査結果によると、「もてなし」をしたい場所では、自宅派(「現実は無理」という回答含む)が女性で75%、男性で約60%と大多数を占めている。また、理想のもてなしのために実現したい工夫としては、男女ともに「美しい庭」と「ウッドデッキ」が上位を占め、次いでインテリア関連。男性は女性にくらべて「趣味室」などの非日常空間のしつらえ方に関心が高いという結果となった。
 同研究所では、理想のもてなしを実現するための住まいのポイントとして「インテリアと庭との一体感」「大人数対応」「近隣への気配り」の3つが考えられ、招く方も招かれる方も楽しみながらリラックスした時間をすごすための心遣いがゲストに伝わる家こそ素敵な住まいと呼べるのでは、と分析している。 
 なお、今回の調査結果は『生活調査Lifestyle survey わが家のもてなしスタイル』という冊子にまとめられている。


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