ミサワホーム（株）は25日、「快眠」「空間利用」「快適さの追求」をコンセプトにした「HYBRID KURA」を10月1日より全国一斉（沖縄を除く）発売すると発表した。
同商品は、人生の約1／3の位置を占めるともいわれている「睡眠」に着目。睡眠によって疲労回復を図りたいとする現代人が多く存在する一方、満足の行く睡眠をとっている人が43.3％（睡眠実態調査2002）と過半数に満たない点を鑑み、ハイブリット住宅の特性を生かし「快眠住宅」をめざしたもの。
具体的には主寝室に向かっていくに従い、徐々に照度を落とし、主寝室の隣には快眠へと誘うスペース「前室」を配置。音の反響しにくい勾配天井の採用やペアサッシがもたらす遮音性に加え、主寝室は吸音効果の優れたどんす張りの壁によって静かな空間となっている。また、安全や安心が整って初めて安眠が実現すると耐震・耐風・耐火性能・100年住宅仕様といった従来の装備のほか、画像をパソコンや携帯電話でとらえられる監視カメラや防犯ライトなどセキュリティ機能を設置。ハイブリット住宅には同社人気収納スペース「kura」を標準装備、主寝室の下に配置することにで、さらに遮音性を高める。
販売価格は、坪当たり53.2万円台からで、推奨プランを基本に「コンセプト・オーダー」方式を採用。初年度500棟の売上をめざすとしている。