(株)大京は25日、業界で初めて環境共生住宅認定(団地供給型)を取得した大規模低層マンション「フォレストレイクひばりが丘」(東京都西東京市、総戸数381戸)の全工区竣工披露・内覧見学会を開催した。
西武池袋線「ひばりヶ丘」駅徒歩20分に位置する同物件は、第1種低層住居専用地域約5.8ヘクタールという敷地に、住宅棟14棟、共用棟2棟を池や緑を囲むようにゆったりと配した低層マンション中心の“水と緑の大規模プロジェクト”。今年3月にレイクフィールド(A工区、A棟~G棟)が竣工しており、9月にフォレストフィールド(B工区、H棟~N棟)が竣工したことで、全工区が竣工する運びとなった。
同物件では、景観維持や生態系の保存につながる既存樹約300本の保存のほか、全体で約9,000本の植栽を計画。また水循環システムによる「雨水の再利用」や、水辺の親水空間を創造した「池の設置」などの取り組みが評価され、民間集合住宅としては日本で初めて(財)建築環境・省エネルギー機構から「環境共生住宅(団地供給型)」の認定を受けている。
なお、現在までの同物件販売状況は、全381戸の75%(A工区167戸、B工区123戸、合計290戸)を売り出し、そのうち80%(A工区131戸、B工区95戸、合計226戸)が契約済みという状況。モデルルームへの総来場数は3,500件、総反響数は1,500件。
購入者の平均年齢は45歳で、家族人数は平均3.2人。購入の決め手としては、環境共生住宅であること、一種低層住居専用地域であることなど、住環境の良さが多くあげられた。