(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「第20回住まいのリフォームコンクール」の審査結果を発表した。
同コンクールは、全国各地で施工された優秀なリフォーム事例・施工者を表彰し紹介することで、リフォームの水準向上や普及・促進を図ることを目的に1985年度より毎年行なわれているもの。20回目となる今回は、4月の募集開始から6月30日の締切までに、総計543件の応募作品が寄せられた。
審査は7月11日に「第20回住まいのリフォームコンクール審査委員会」(委員長:千葉工業大学理事・教授 小原二郎氏)により行なわれ、「国土交通大臣賞」に建築計画シグデザイン設計・施工による東京都世田谷区の物件、「住宅金融公庫総裁賞」に(株)原工務店設計・施工の山口県下関市の物件、「(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞」に(株)榊住建設計・施工の埼玉県川口市の物件、「住宅リフォーム推進協議会会長賞」にイン・ハウス建築計画設計、(株)参創ハウテック施工の東京都杉並区の物件、「マンションリフォーム特別賞(尚明賞)」にU設計室一級建築士事務所設計、(株)セキグチホームテック施工の横浜市青葉区の物件が選ばれたほか、部門最優秀賞5件、部門優秀賞29件、増改築相談員奨励賞6名、マンションリフォームマネジャー奨励賞8名が決定した。
なお、国土交通大臣賞の表彰は、10月2日に住宅月間中央イベント記念式典(新潟・朱鷺メッセ)で行なわれ、その他の賞については「主婦会館プラザエフ」(東京都千代田区麹町)で表彰式がとり行なわれる。また、入賞作品をはじめ優秀作品は、10月14日~11月21日まで住宅金融公庫本店すまい・るギャラリーに展示されるほか、全国各地で開催される住宅関連フェア等で展示される予定。