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リパーク、駐輪場事業「チャリパ」スタート

 三井不動産販売(株)の子会社であるリパーク(株)(東京都新宿区、社長:星和弘氏)は1日、新たに駐輪場事業に参入、第1号事業地での運営を開始した。

 昨今、駅前などの自転車の放置が社会問題化しており、各行政庁においても公共駐車場の整備、放置自転車の撤去・処分などの対策が執られてきている。駐輪場需要の多くは「目的地周辺」での「一時的な利用」、もしくは通勤・通学のための「パーク&ライド」である。
 これを同社では、時間貸駐車場需要と共通するものとして、これまで管理運営を通じて培ったノウハウを生かし、増大する駐輪需要に応え、事業機会の拡大・収益性の向上を図るため、参入を決定した。
 第1号事業地「チャリパみずほ台」(埼玉県富士見市、駐輪場288台)は、東武東上線「みずほ台」駅より徒歩1分、それまで時間貸駐車場「リパーク」(12台)として利用していた土地を転用したもので、料金は100円/10時間。
 今後の展開としては、首都圏の近郊・郊外部の駅前などを中心に駐輪場事業「チャリパ」を推進し、平成17年度の管理運営台数20,000台をめざすとしている。また、「チャリパ」の展開により、総合駐車場事業「リパーク」の提供メニューを増やし、事業機会の拡大、時間貸駐車場事業地のデッドスペースの収益性の向上など、リパーク事業全体でのバリューアップを図っていく。


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