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森トラスト、「丸の内トラストタワー N館」竣工

 森トラスト(株)は1日、JR東京駅の隣接地に“グランドセントラル”をコンセプトとした丸の内トラストタワープロジェクトの第1期棟に当たる「丸の内トラストタワー N館」が9月30日に竣工したと発表した。

 「丸の内トラストタワー N館」は、JR東京駅から徒歩30秒という好立地に位置するタワー型の複合ビル。建物は「東京の新しい顔」としてふさわしい「格」の高い外観をめざすと同時に安全性も重視。さらに、室内が廊下やエレベーターホールに分断されない一体の貸室や天井の高いディーリングフロアなどを用意し、企業のニーズに応えうる高度な機能性を実現した。
 オフィスビルの大量供給が続く東京では、ビジネスの立地性が厳しく要求され、オフィス適地が狭まりつつあり、都心の中でも交通インフラが整いビジネスの集積が進んでいる「超都心」に最先端の機能を凝縮したビルを配することが求められていることから、同社では東京駅周辺という好立地に相応しい最先端の機能を備えた究極のオフィス環境の場を提供する「丸の内トラストタワープロジェクト」を進めてきた。「丸の内トラストタワー N館」の主要テナントには、大和証券エスエムピーシー(株)をはじめ、大手監査法人などの入居が決定している。
 なお、第2期棟(本館)については、1期棟を上回る規模の超高層ビルを計画中。2007年度の完成をめざしている。


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