旭化成ホームズ（株）は、都市部向け4階建住宅「へーベルハウス フレックス4」を10月20日から発売する。
これまで3階建て住宅として全国的に展開しているフレックスシリーズの構造躯体を活用した同商品のテーマは、「都市居住におけるプラスアルファの実現」。1997年に発売した4階建て専用住宅「へーベルハウス U-4」において提案した4つの設計手法（1層分をプラス、1層分を持ち上げる、空間を1層分挿入する、屋根と居住空間を交換）を採用し、3階建てでは実現できなかった設計ニーズに対応。4階建てならではの生活空間＝プラスアルファの空間を提供する。
単世帯や二世帯などの個人用住宅だけでなく、賃貸併用住宅や店舗併用住宅にも対応しており、2種類の外壁デザインを組み合わせるなど用途に適した外観を選択できる。家族構成やライフスタイル、周辺地域の環境の変化に応じて間取りや用途が容易に変更でき、「機能的なロングライフ住宅」を実現した。
構造はシステムラーメン構造で、外壁・床・屋根はALCコンクリート造。価格は3.3平方メートル当たり70万円からで、関東・東海・関西・山陽（一部を除く）・九州北部で発売する。初年度は100棟の販売をめざす。