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アットホーム、9月の賃貸住宅市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は22日、首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が58,469件(前年同月比20.7%増)で28ヵ月連続のプラスで、9月としては過去最高となった。しかし事業用については7,111件(同▲5.7%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。
 1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,580円(前月比▲1.1%、前年同月比2.0%上昇)、アパートが2,070円(同▲0.5%、同2.5%上昇)。
 1戸当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが10.75万円(前月比▲2.4%、前年同月比▲4.1%)、アパートが6.59万円(同▲1.6%、同▲2.2%)であった。
 居住用賃貸物件成約数は12,218件(前年同月比▲0.6%)と4ヵ月連続のマイナスだが、9月としては過去2番目の高水準であった。賃貸ニーズは、引き続きシングル、カップル向けを中心にシフトしており、平均成約面積は、東京23区・都下・神奈川は30平方メートル未満、埼玉・千葉は30~50平方メートルが最多となっている。
 また、1平方メートル当たり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,520円(前年同月比変動なし)、アパートが2,110円(同0.5%上昇)でいずれもプラス。1戸当たり成約賃料の首都圏平均は、マンションが10.03万円(同▲2.2%)、アパートが6.83万円(同1.2%上昇)であった。


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