三菱地所(株)は4日、今年5月19日に公表した「2004年3月期中間決算」の業績予想を修正した。
これによると、当期単体での中間期業績予想は、売上高1,650億円(前回発表予想1,660億円)、経常利益220億円(同220億円)、中間純利益85億円(同85億円)に修正。
また、同期連結での中間業績予想は、売上高2,800億円(前回発表予想2,870億円)、経常利益260億円(同220億円)、当期純利益110億円(同50億円)に修正された。
同社によれば、売上高減少は、主にロックフェラーグループ社、ならびに(株)ロイヤルパークホテルをはじめとするホテル各社の売上高が見込みを下回ったためとしている。
なお経常利益については、支払利息の減少などにより同社単体での業績が予想を上回ったこと、および三菱地所住宅販売(株)や(株)アクアシティなどの業績向上により上方修正。純利益についても、主としてロックフェラーグループ社の税費用を精査した結果、上方修正となった。