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住団連、「2003年度第3回住宅業況調査報告」発表

 (社)住宅生産団体連合会は6日、会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに実施しているアンケート調査「2003年度第3回住宅市場の業況感(対前四半期の実績及び見通し)」の結果を発表した。

 同調査によると、戸建て注文住宅の今期(2003年7~9月)受注実績指数は、前期(2003年4~6月)に比べ総受注棟数(+19)、金額(+6)ともにプラス。特に総受注金額については、6四半期ぶりのプラスとなった。地域別の総受注棟数では、九州(▲3)をのぞいて、すべての地域でプラス。北海道(+19)、関東(+16)、中部(+30)、近畿(+20)、中国・四国(+31)であり、全体としてプラスとなった。北海道は7四半期連続でプラスを維持している。
 なお、来期(2003年10~12月)は、今期に比べ総受注棟数(+1)と僅かにプラス、金額(▲4)はマイナスとなる見通し。
 低層賃貸住宅の今期受注実績は、前期に比べ総受注戸数(+9)、金額(+7)ともに2四半期連続のプラス。地域別でみると、総受注戸数で東北(▲29)と近畿(▲4)の2地域がマイナスであったが、関東(+14)、中部(+21)、中国・四国(+21)、九州(+11)となり、全体としてはプラス傾向となった。北海道はプラスマイナス0。
 来期は、今期に比べ総受注戸数(+6)、金額(+6)と、ともにプラスを予測。地域別の総受注戸数では、東北(▲10)、中部(▲13)、中国・四国(▲7)の3地域でマイナスを予測するが、北海道(+10)、関東(+11)、近畿(+25)、九州(+6)と4地域ではプラスを見込んでいることから、全体でもプラスとなる見通し。


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