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アービック、千葉県初の高優賃「ジュネス北国分」内覧会を開催

「ジュネス北国分」外観

 (株)アービック(千葉県市川市、代表取締役:加藤泰寛氏)は6日、千葉県で初めて「高齢者向け優良賃貸住宅供給計画」の認定を受け、現在建設中の2地区2物件のうち、「ジュネス北国分」(千葉県市川市、全19戸)の内覧会をマスコミ向けに開催した。

 同社はこれまで、千葉県特定優良賃貸住宅の認定企業として、設計・施工および一括借り上げで11棟、管理4棟の計15棟の実績を有している。現在、県のモデル建築として「アドサム船橋壱番館」(千葉県船橋市、全30戸)も建設中。今後もこれまでの実績ノウハウを生かし、事業を進行させていく。
 今回公開された「ジュネス北国分」は、全19戸のうち高優賃が14戸、一般賃貸は5戸。6階建ての1階には接骨院と入居者のためのコミュニティスペースが入居、6階にも盆栽などを楽しめるふれあい広場が設けられている。
 室内はすべて引き戸で、全室バリアフリー。物入れが出し入れしやすい低位置に設置されているほか、玄関には腰掛け・手すりが装備、バルコニーにはスノコが敷かれ、リビングとの一体空間が作られている。さらにシックハウス対策として、有害物質を取り除くパイプファンや、雨の日でも室内で洗濯が干せる室内物干金具も標準装備となっている。
 また24時間緊急対応サービスには、(株)デマンド倶楽部のスマイルホットラインを導入。緊急通報システムには、12時間水が使われないときや、連続2時間水が使われるときに作動する水センサーを利用する。 
 賃料は7万5,000円~10万2,000円。2003年9月より入居募集を行なっており、すでに13戸の入居者が決定している。入居開始は2003年12月1日からの予定。


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