京阪神不動産(株)(大阪市中央区、代表取締役社長:阪尾正一氏)は30日、「2004年3月期決算」を発表した。
当期単体の売上高は53億1,300万円(対前期比4.8%増)、営業利益は20億8,400万円(同7.2%増)、経常利益は18億9,400万円(同8.0%増)、当期純利益は10億3,900万円(同15.3%増)であった。
当期連結(対象2社)の売上高は54億2,300万円(対前期比5.4%増)、営業利益は21億2,800万円(同6.5%増)、経常利益は19億2,900万円(同7.3%増)、当期純利益は10億6,100万円(同14.4%増)であった。
なお、通期の見通しとして同社では、収益面において土地建物賃貸事業は新町第2ビルおよびウインズ難波の通期稼動寄与により増加するものの、その他事業(建築請負)が減少するとの予想から、売上高は107億7,300万円(前期比1.5%増)と若干の増収を見込んでいる。また、経常利益は、新規物件稼動に伴う減価償却費など営業原価が増加するものの、有利子負債の減少により支払利息が減少する見込みもあり、37億円(前期比2.2%増)を見込んでいる。当期純利益は、非効率物件の処分に伴う特別損失の計上を余儀なくされるとの理由から17億円(前期比1.4%増)と若干の増益を見込んでいる。