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長谷工コーポ、段ボール古紙をオフィス向けテーブル等にリサイクル

 (株)長谷工コーポレーションは、建設作業所から廃棄物として発生する段ボール古紙を回収し、オフィス向けの長いす・テーブルとしてリサイクルする取り組みをスタートした。

 同社では、昨今、建設作業所から排出される廃棄物のリサイクルや処理コストの削減が大きなテーマとなっていることを受け、循環型再生品普及促進プランの一環として、段ボール古紙のリサイクルを開始。古紙問屋大手の(株)須賀(東京都荒川区、社長:須賀清文氏)との間で古紙リサイクル回収処理業務に関する基本契約を締結し、リサイクル循環システムを確立させた。
 具体的には、作業所で発生する段ボールを須賀が回収・リサイクルし、注文に応じて長いすやテーブルに再生。首都圏にある同社の全作業所(約100ヵ所)の打ち合わせコーナーや休憩室などに導入・設置する。また、工事完成後に不要となった再生品は、再び回収・リサイクルされる仕組みとなっており、これにより年間排出量の12%程度に相当する120トンのリサイクルが可能となる。


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