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サンケイビル、「2004年3月期中間決算」発表

 (株)サンケイビルは14日、「2004年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は64億5,400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は13億3,900万円(同▲0.2%)、経常利益は9億6,900万円(同▲1.8%)、当期純利益は5億4,300万円(同1.8%増)となった。
 当期連結業績(対象6社)の売上高は94億8,100万円(同1.3%増)、営業利益は14億900万円(同プラスマイナス0%)、経常利益は10億0,000万円(▲4.7%)、当期純利益は5億9,200万円(同6.6%増)となった。
 グループ主力であるビル事業において、都心の大型ビルの供給と長期化する景気の低迷により、空室率上昇と賃料水準の低下を余儀なくされているが、2002年10月の東京サンケイビルグランドオープンに伴い賃貸面積が増加したほか、飲食・建築内装・ビル管理の各事業についても新規出店や外部への積極的営業展開により、売上高・前中間期比1.3%増を確保した。
 なお、通期については、賃貸オフィスビルの満室稼動をめざすとともに、商業店舗の積極的な誘致などビルごとの立地特性を生かしながら、入居テナントや来館者の満足度を高め、一層強まると想定されるビルの選別化傾向に対応していく。またグループ各社においては、SARSの影響のひと段落により飲食事業の利益回復が見込まれるほか、他の事業についても引き続き外部への全面的な営業展開とコスト管理を徹底することにより収益拡大をめざすとしており、期初予想を上方修正、売上高187億円、経常利益18億4,000万円、当期純利益10億5,000万円を見込む。


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