不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京電力、不動産会社8社と「次世代電化マンション研究会」発足

 東京電力(株)は19日、住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、野村不動産(株)、(株)長谷工コーポレーション、三井不動産(株)、三菱地所(株)、(株)リクルートコスモスと共同で、次世代に向けたオール電化マンションの普及を目的とした「次世代電化マンション研究会」を発足した。

 同社では、かねてよりオール電化住宅の普及を推進しており、今般、不動産会社8社とのコラボレーションにより、オール電化マンションに関する諸課題や普及推進のための方策を検討すべく、同研究会発足にいたったもの。
 発足に先立ち、同社および関係8社は、2002年9月から11回にわたって準備会合を開催。安全・安心、クリーンで快適な室内環境、低ランニングコストの3点をテーマに、オール電化マンションの特徴をふまえた基礎的な検証を進めてきており、今後の研究会において、これらの検証結果を踏まえ、オール電化マンション普及のための諸課題を抽出・検討し解決策を提示するとともに、オール電化の基本となる統一コンセプトを社会に発信していく。
 なお、メンバー各社では、同研究会を通じて蓄積したノウハウを有効に活用し、今後オール電化マンションの企画・販売に取り組んでいく方針で、2004年1月19日をめどに、同研究会のコンセプトおよび各社の開発地点を紹介する広報拠点として、東京都港区に展示場を開設する予定。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら