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ジョイント・コーポレーション、「2004年3月期中間決算」発表

 (株)ジョイント・コーポレーションは20日、「2004年3月期中間決算短信(単体・連結)」についての説明会を行なった。

 当期単体業績の売上高は165億3,000万円(前年同期比▲4.4%)、営業利益は10億2,500万円(同31.7%)、経常利益は5億9,200万円(同108.0%増)、当期純利益は2億6,900万円(同84.7%増)となった。
 当期連結業績(対象17社)の売上高は301億3,700万円(前年同期比▲1.9%)、営業利益は17億6,600万円(同55.2%)、経常利益は12億3,700万円(同78.2%増)、当期純利益は8億4,600万円(同32.6%増)となった。
 当期の業績について同社では、不動産販売事業において、自社ブランドマンション「ジェイパーク」および「フィール」シリーズを中心とした商品の企画、開発、戦略的販売活動の結果、新規発売高535億6,800万円(前年同期比20.4%増)、契約高415億7,800万円(前年同期比74.5%増)、契約残高332億8,200万円(前年同期比61.9%増)、売上高237億8,700万円(前年同期比7.8%増)となった。
 同社の代表取締役社長東海林義信氏によると、「フィール新宿」の売上計上が下期へずれこんだため、当期売上高は前年同期比で5億円の減収となったものの、分譲マンションの契約は順調であり、契約戸数847戸で前年同期の約2.2倍、契約金額では279億円と約1.8倍となっている。完成在庫は、同社が17戸、同社グループの(株)エルカクエイが27戸となっており、「わが社の地盤である都心部城南地区は、売れ残りが非常に少ない地区。何をどう作ったら、在庫を残さず、着実に収益をあげることができるのか、それを見極めるのが課題」(同氏)。
 なお、通期については、売上高939億3,000万円、経常利益は38億2,000万円、当期純利益は23億8,000万円の見込みとしている。


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